目次
【山口県】図面の折り加工(ファイル折り/山口県編)
図面を印刷したあと折ってほしいというキンキにとっては朝飯前のご依頼ですが、
一点だけ、いつもの作業と異なる部分がありましたのでご紹介します。
お客様
山口県の仕様書通りに折ってください
まずは、いただいた仕様書を確認します。
よくある折り方の説明ですが、普段と異なる点はここです。
奇数頁は上側、偶数頁は下側を折る。
なるほどーと思いました。
A2サイズ図面のファイル折りは、上側を折り返した部分が短く、
上は2重でも下は1重、という状態になります。
数枚程度では問題ありませんが、何十枚とあるような大量の図面は、
ファイルに綴じた時に重心が上に偏りアンバランスになります。
それを防ぐための措置だと思います。ただ図面番号の確認は面倒になりそうですが……
製作の手順
- 奇数ページと偶数ページを分けて印刷します
- 仕様書通りに奇数ページは上側を折り返し、偶数ページは下側を折り返します
- 左右の蛇腹折りはどちらも同じように折っていきます
- 奇数ページと偶数ページを順番通り組み合わせます
折り加工を正しくするため、最初に奇数ページと偶数ページを分けて印刷するのがポイントです
完成写真
折りが互い違いになっています。
※これはもちろん当社の出力サンプルを使った練習台です。
ナナメにずらしたら違いが見やすいかな?と思ったのですがかえって分かりにくかったかも……
追伸
図面の印刷や仕上げ方には、今回のような都道府県だけでなく、
市町村や所管課によっても、ローカルルールがあることがあります。
「こんな折り方できるかな?」「指定された表紙用紙があるんだけど」
なんて、図面の仕様にお困りの際はキンキにご相談ください。
それぞれのルールをちゃんと把握し、ルール通りに仕上げます。
仕様書の確認はもちろん、その他の疑問点がある場合、
担当課をご紹介いただけましたら直接連絡での確認もいたします。
図面の印刷・製本・加工はキンキにおまかせください。